さんぽ

おひさま荘で働くようになり

もうすぐ1年が経とうとしています。

 

春の気持ちの良い陽気な日

夏の太陽の日差しが痛いほど照りつける暑い日

秋の穏やかで空が綺麗な日

冬の北風が吹き抜ける寒い日

 

色んな、子ども達と同じ道を歩いたな…と思い返します。

目的の無い散歩は、普段の生活で車移動ばかりの私にとって、自らしようとは思わない事柄の一つです。

でも、子ども達と一緒に行った『さんぽ』は目的が無くても、どれも楽しい時間だったなと感じるものでした。

小さな子どもは、必ずタンポポ、落ち葉、どんぐり、小石に手を伸ばします。

中学生以上になると、景色を見ながら、思い出した過去の出来事や、普段の生活について急に話し出したりします。

 

暑くても、寒くても、途中で『疲れたー!!だっこー!!』

と言い出したのを、少し抱っこしては下ろして、励ましながら歩いたり。

それでも、帰ってきて殆どの子どもが言うのは

『たのしかったね』『また行こうね』なのです。

目的の無いただの散歩は、記憶に残る良い時間に私の中でもなっています。

『楽しかったね、また行こうね。』